家の水、どうする?浄水器・整水器・ウォーターサーバーのどこまで必要?
家の水を変えたいと思って調べると、浄水器、整水器、浄水型ウォーターサーバー、宅配水、水道直結……似た言葉が一気に出てきます。でも、全部を横並びで比べる必要はありません。水道水の何を変えたいのかを決めると、必要な方式はかなり絞れます。
最初に決めるのは、「家の水の何を変えたいか」
ウォーターサーバーが欲しいと思っていても、実際の困りごとは「水道水を浄水したいだけ」かもしれません。逆に、浄水器を探していても、本当に欲しいのは「いつでも冷水・温水が出ること」かもしれません。
水道水で困っていない
何も追加しない。いちばん手間も固定費も増えません。
水道水をろ過したい
ピッチャー型や蛇口型などの浄水器。冷水・温水機能は持たせません。
浄水して、すぐ飲みたい
補充式の浄水型ウォーターサーバー。水道水を自分でタンクへ入れて使います。
水を補充する作業も減らしたい
水道直結型。導入時の工事と引き換えに、日々の給水作業を減らします。
天然水・RO水を届けてほしい
宅配水。水の受取・保管・ボトル交換は増えます。
水を電気分解して作り分けたい
整水器。単なる浄水とは別の目的がある人だけ検討します。
まず6方式を、何が変わるかで比べる
| 方式 | 使う水 | 冷水・温水 | 日常の作業 | 向く人 |
|---|---|---|---|---|
| 水道水そのまま | 水道水 | 冷蔵庫・ケトル等 | 増えない | 今困っていない |
| 浄水器 | 水道水をろ過 | 基本なし | 給水・カートリッジ交換 | 浄水だけしたい |
| 補充式浄水型 | 水道水をろ過 | あり | タンクへ給水・手入れ | 冷水・温水まで欲しい |
| 水道直結型 | 水道水をろ過 | あり | 日常の給水は不要 | 補充までなくしたい |
| 宅配水 | 天然水 / RO水など | あり | 受取・保管・ボトル交換 | 水そのものを選びたい |
| 整水器 | 水道水を浄水後に電気分解 | 機種による | カートリッジ等の管理 | 整水する目的が明確 |
※機種・サービスによって仕様は異なります。ここでは方式の違いを大きく整理しています。
水道水で困っていないなら、何も買わない
最初にここを残します。
冷蔵庫で冷やす、ケトルでお湯を沸かす、ペットボトルを必要なときだけ買う。それで生活上の不満がないなら、浄水器やウォーターサーバーを増やす必要はありません。
水道水を浄水したいだけ → まず浄水器
目的が「水道水をろ過したい」だけなら、ウォーターサーバーまで進まなくても解決できます。
ピッチャー型、蛇口型、据置型など方式はありますが、KIMATTAではまず冷水・温水機能に毎月お金を払う必要があるかで線を引きます。
浄水+冷水・温水がほしい → 補充式浄水型
水道水を浄水するだけでなく、冷たい水やお湯をすぐ使いたいなら、補充式の浄水型ウォーターサーバーが候補です。
ボトル水を受け取る必要はありませんが、タンクへ自分で水道水を補充する作業は残ります。
every frecious
ボトルを買わず、水道水を補充して使う浄水型。浄水だけなら不要ですが、冷水・温水を日常的に使いたい人向けです。
every freciousが向く人を見る →Locca
同じ補充式浄水型でも、低い月額だけでなく5〜6年の最低利用期間まで含めて判断する必要があります。
Loccaを長期契約してよいか見る →水を補充するのも面倒 → 水道直結型
補充式でも、タンクへ水を入れる作業は続きます。
そこまでなくしたいなら、水道から直接給水する方式があります。ただし、日々の手間を減らす代わりに、設置時の水道分岐工事や引越し時の再施工など、導入側の負担が大きくなります。
楽水ウォーターサーバー
水道直結で、日常的な水の補充を減らす方式。自分で給水できるなら補充式で十分なので、工事までしてなくしたいかが判断点です。
水道直結まで必要か判断する →水道水ではなく、水そのものを選びたい → 宅配水
浄水型は、家の水道水をろ過して使います。
それに対して宅配水は、天然水やRO水など、飲む水そのものを届けてもらう方式です。代わりにボトルの受取・保管・交換が必要になります。
天然水
採水地や水そのものを選ぶことに価値を感じる人向け。
RO水
RO膜でろ過した水を宅配で使いたい人向け。宅配水の中でも別の判断軸になります。
オーケンウォーター
天然水を主軸に、RO水も選べる宅配水。採水地や水そのものを選ぶことに価値を感じる人向けです。
天然水・RO水を宅配する暮らしが合うか見る →クリクラ
RO処理済みの水そのものを届けてもらう方式。浄水型で十分か、ボトル宅配まで必要かを料金・契約・保管まで含めて判断します。
RO水を届けてもらう方が向くか見る →「水を電気分解する」整水まで必要?
浄水器と整水器は同じではありません。
浄水器は主に水道水をろ過するもの。整水器には、浄水した水を電気分解して複数の水へ作り分けるものがあります。
日本トリムのTRIM ION Wellは、電解水素水・酸性水・浄水を生成する整水器で、管理医療機器として認証されています。KIMATTAでは、認められた使用目的の範囲を超えて健康効果を広げません。
日本トリム TRIM ION Well
浄水だけなら一般的な浄水器で十分です。電解水素水整水器を選ぶ目的が明確で、本体価格・維持費・設置条件まで受け入れられる人だけ次へ進みます。
整水器まで必要か判断する →水素・シリカ・バナジウムなど「選べる水質」に価値を感じる?
補充式浄水型の中には、浄水+冷水・温水だけでなく、選べる水質を特徴にするものもあります。
ここは「普通の浄水型より健康にいい」と判断する場所ではありません。その水質を選べること自体と、メンテナンスの仕組みに価値を感じるかで考えます。
アクアバンク(AQUA-DORE)
水素・シリカ・バナジウムから選べる水質と、年1回の専門メンテナンスが特徴。浄水+冷水・温水だけで十分なら、通常の浄水型で足ります。
AQUA-DOREまで必要か判断する →飲み水ではなく、キッチンの水流を変えたいなら別の話
「家の水」を考えていると、キッチン水栓の商品も出てきますが、飲み水の浄水とは目的が違うものがあります。
たとえばミラブルキッチンは、飲み水を浄水するための製品ではなく、キッチンの水流や洗い物の使い勝手を変えたい人向けの話です。
最後の判断:家の水で、何を変えたい?
今の水道水で困っていない → 何も買わなくて大丈夫です。
水道水を浄水したいだけ → まず浄水器。シンプルに始めるなら Welvina のようなピッチャー型から判断します。
浄水+冷水・温水がほしい → 補充式浄水型。every frecious / Locca。
自分で水を補充する作業までなくしたい → 水道直結型の 楽水。
水道水ではなく、水そのものを届けてほしい → 宅配水。天然水も選びたいなら オーケンウォーター、RO水宅配を主軸に見るなら クリクラ で判断します。
浄水だけでなく、水を電気分解して作り分ける目的がある → 整水器。日本トリム TRIM ION Well。
選べる水質や専門メンテナンスまで含めた付加価値がほしい → アクアバンク(AQUA-DORE)。
高機能なものほど、自分に必要とは限りません。浄水だけなら浄水器で止める。冷水・温水が必要ならサーバーへ進む。補充までなくしたい、水そのものを選びたい、整水までしたい――必要なところだけ一段ずつ進むのがKIMATTAの結論です。
情報源・確認日
最終確認:2026年9月30日。料金・機種・契約条件・水質・認証内容等は変更される可能性があります。個別サービスを検討する際は、各記事から現在の公式条件をご確認ください。