小学生の家庭学習、何をやればいい?ドリル・通信教育・タブレット・塾・動画学習の選び方
学校の宿題はやっている。でも、それ以外にも何かした方がいい気がする。市販ドリル、通信教育、タブレット、塾……選択肢が多いほど「結局、うちの子は何をやればいい?」が分からなくなります。
教材を選ぶ前に、「何が困っているか」を決める
家庭学習で最初に決めたいのは、「何を使うか」ではなく「何に困っているか」です。
今の困りごとが違えば、必要な手段も変わります。宿題を問題なく進められている子に、いきなり高い教材を足す必要はありません。
もう少しだけ復習したい
学校で習った内容を少し練習したいだけなら、無料プリントや市販ドリルから始める方がシンプルです。
毎回「何をやる?」を決めたくない
親が教材を探して進度を組むこと自体が負担なら、毎月やる内容が用意される通信教育が候補になります。
丸付けや進捗確認を減らしたい
自動採点や学習提案があるタブレット教材なら、親が毎回横について確認する作業を減らせる場合があります。
一人だと始めない・質問で止まる
決まった時間に学ぶ環境や、その場で質問できる相手が必要なら、塾や個別指導を検討する理由があります。
説明を聞き直したい・学年をまたぎたい
学校の授業だけでは分からなかった単元をもう一度説明してほしい、苦手は戻りたい、得意は先へ進みたいなら動画学習が合いやすくなります。
5つの方法を「できること」で比べる
名前ではなく、家庭学習で何を外に出したいかで比べます。
| 方法 | 向いている迷い | 親がすること | 質問 | 進め方 |
|---|---|---|---|---|
| 市販ドリル・無料教材 | 学校の復習を少し足したい | 教材選び・丸付けをする | 基本は家庭で解決 | 好きな量・順番で進めやすい |
| 通信教育 | 毎月やる内容を決めてほしい | 届いた教材を続けられるよう見守る | 添削・質問対応はサービス次第 | 学校の進度に沿うタイプが多い |
| タブレット教材 | 丸付け・進捗管理を減らしたい | 学習状況をあとから確認 | サポート方法はサービス次第 | 自動採点や学習提案がある教材もある |
| 塾・個別指導 | 一人では進まない・その場で質問したい | 通塾の予定や送迎を整える場合がある | 授業中に確認しやすい | 決まった時間・カリキュラムで進む |
| 動画学習 | 説明を聞き直したい・戻り学習や先取りをしたい | 見る講座を選ぶ・続いているか見る | リアルタイム質問はできないサービスもある | 必要な単元を選びやすい |
※一般的な傾向です。通信教育・タブレット・塾・動画学習の機能やサポート範囲はサービスによって異なります。
宿題+少しの復習なら、市販ドリルや無料教材で十分
学校の授業についていけていて、「計算や漢字をもう少し練習したい」くらいなら、最初から月額サービスへ進まなくても大丈夫です。
市販ドリルなら必要な教科だけ1冊選べます。自治体などが公開している学習コンテンツを使う方法もあります。東京都教育委員会も、Web上の学習コンテンツを家庭学習へ活用する進め方を公開しています。
「何をやるか」を親が決め続けるのが大変なら、通信教育
市販ドリルは自由な反面、次に何を買うか、どの順番で進めるかを家庭で決めます。
そこが負担なら、一定のカリキュラムに沿って教材が用意される通信教育にお金を払う意味が出てきます。
紙に書く方が集中しやすい子なら紙中心の教材。画面だけで完結させたくない家庭にも合いやすい選択です。
丸付けまで親が抱えたくないなら、タブレット教材
家庭学習を始めても、毎日の丸付け・やり直し・「今日はやった?」の確認が親の仕事になると続きにくくなります。
タブレット教材には、自動採点や学習内容の提案、保護者向けの進捗確認を備えるものがあります。親が教材そのものを教える時間を減らしたい家庭では、紙教材より相性がよい場合があります。
「家では進まない」が一番の問題なら、塾を検討する
教材を変えても、そもそも一人では始められない。その場で質問できないと止まる。受験を見据えて学習計画そのものを見てもらいたい。
こうした場合は、家庭学習だけで解決しようとするより、塾や個別指導へ頼る意味があります。
反対に、学校の内容を自分で進められていて、質問も家庭や学校で解決できるなら、「小学生だから塾へ行く」と急いで決める必要はありません。
苦手は戻る・得意は先へ進むなら、動画学習が使いやすい
動画学習が強いのは、「今の学年の教材を最初から全部やる」以外の使い方がしやすいことです。
算数だけ前の学年へ戻る。得意な理科は先へ進む。学校で分かりにくかった単元だけ説明を聞き直す。こうした使い方なら、必要な授業を選べるサービスが候補になります。
ただし、先生へその場で質問したい、紙教材だけで進めたい、受験戦略まで個別に見てほしい家庭には別の方法が合います。スタディサプリを家庭学習の「正解」に固定する必要はありません。
迷ったら、いちばん小さく始める
家庭学習は、最初から大きな契約をする必要はありません。
- 学校の宿題+無料教材で困りごとが消えるか見る。
- 足りなければ、必要な教科だけ市販ドリルを1冊試す。
- 教材選びや丸付けが負担なら、通信教育・タブレット・動画学習の無料体験やお試しを使う。
- それでも一人で進まない、質問で止まるなら、塾・個別指導を検討する。
この順番なら、「何となく不安だから」と高い選択肢から始めずに済みます。
最後の判断:家庭学習で何を外に出したい?
少し問題演習を増やしたい → 市販ドリル・無料教材
毎月の教材選びを任せたい → 通信教育
丸付けや進捗管理を減らしたい → タブレット教材
質問できる相手や決まった学習時間が必要 → 塾・個別指導
説明を聞き直し、戻り学習・先取りをしたい → 動画学習
家庭学習で大切なのは、選択肢を増やすことではなく、今の家庭に足りないものだけを足すことです。
情報源・確認日
最終確認:2026年9月21日。各教材・サービスの内容や料金は変更される場合があります。契約を伴うサービスは公式の最新条件をご確認ください。